ブログアフィリエイトという稼ぎ方がインターネット上でメジャーになってから、すでに10年以上が経過しましたが、未だに「ブログアフィリエイター」と呼ばれる人々は多くいます。
正直なところ、そのうちの大半はあまり稼げていないというのが現状です。
しかしその一方で、一日1時間程度の作業だけで月収を100万単位で稼ぐ人がいることもまた事実です。
彼らの違いはいったいどこにあるのでしょうか?
アフィリエイトで稼ぐためにできることとして様々なことが言われていますが、基本的にできることはたったの3つです。
- 「誰に対して、何を売るのかを決定する」
- 「記事タイトルと文章の構成」
- 「行動喚起文を入れる場合は文章自体に価値を持たせる」
それでは、このアフィリエイトで稼ぐ3つのポイント、記事の書き方について具体的に解説していきます。
目次
記事の書き方1. 「誰に対して、何を売るのか」を決めよう
3つの中でこのポイントが最も重要です。特に「誰に対して」という点です。
商品のターゲットとブログの読者層の一致は必須
例えば、扱うアフィリエイト商品が「化粧品」で、あなたのブログのメインテーマが「脱サラしたサラリーマンの奮闘記」だったとします。
そういった記事をブログで書き続けて、化粧品をアフィリエイトで売っていたとしても、間違いなく売れません。
化粧品を買う人の多くは女性ですが、そのブログに集まっている人の多くは、記事に共感している「脱サラを考えているサラリーマン」や「自分で事業を起こしている起業家」などだからです。
つまり、最終的に売るべき商品を欲しがる人を対象にブログを書かなければ、アフィリエイトをしても無駄というわけです。
年齢や職業でターゲットを絞らない!
次に「その情報を誰に教えようか?」ということになります。
この点に関しては、「職業や年齢、性別」などで絞るのではなく、「価値観や考え方」で絞るようにすると良いでしょう。
昨今では、例えば「働く女性」といっても「バリバリのキャリアウーマン」もいれば、「結婚までの腰掛で適度に働いている女性」もいらっしゃいます。
であれば、その「仕事」への価値観や考え方で絞ると、「20代後半のバリバリ働く女性」と「40代の独身キャリアウーマン」の両方がターゲットになりえることもあります。
こうして買い手が決定したところで、ようやく「何を売るのか?」を決定します。
この順番を忘れないでください。
自分が理解していないものは売れない!
何を売るのか?ということですが、多くの人が見落としている事実があります。
それは、「自分自身が理解しているもの以外は売りにくい」ということです。
例えばカーディーラーさんなら、車についてとても詳しく、車を売ることに長けています。
しかし、彼らが売ることに長けているからといって、「セミナーの動画」を売ってくれと頼んでも、それは難しいでしょう。
もちろん、彼らなりに頑張ってはくれるのでしょうが、そもそもそのセミナーを受けてみないことには、その商品を詳しく知ることができません。
つまり、お客さんに「情報を適切に届けることができない」のです。
何かを売るためには、まずは売り手がその商品をよく知っていなければいけないということは当然のことですが、これはアフィリエイトで稼ぐ場合にも当てはまるのです。
記事の書き方2. 記事タイトルと文章構成
ここからは技術的なお話になります。
キーワードはタイトルと文章に自然に入れる
記事には、必ずキーワードが存在します。例えば「ダイエット」をテーマにしているなら、「ダイエット」「痩せる」などがキーワードです。
これらをタイトルや文章中に入れていきますが、ここで大切なことは「読んでいて自然にキーワードが使われている」状態を作ること。
無理やりキーワードを入れようとすると不自然な文章になりますので、その場合は無理して入れてはいけません。
1つの記事では1つのことだけを伝える
伝えたいことが多すぎて、あれもこれもと1つの記事で書いてしまうと、読者は混乱します。
混乱すると、アフィリエイト商品を買うどころか、ブログ自体を読まなくなります。
また、1つのことを伝えていれば、意識しなくても自然とキーワードを使うようになります。
途中で具体例などを出すのはとても効果的なのですが、掘り下げすぎて脱線しないように注意しましょう。
読者にとって優良な記事を意識する
グーグルのパンダアップデート(質の悪いサイトを検索上位に表示されにくくするためのアップデート)によって、「優良な記事」と「悪質な記事」に簡単に振り分けられるネット界ですが、この点についてブロガーがコントロールできる点はたった1つです。
「読者にとって優良な記事を書く」という点です。
SEOなども挙げられそうですが、これは実際問題、コントロールが利きません。
しかし優良な記事を書いていれば、自然と読者の「滞在時間」が延びるため、グーグルはその記事を「優良だ」と判断しやすくなります。
ここで推奨されることは、最低でも600文字以上の記事であること。それ以下の文章量の場合は、ツイッターなどのつぶやきでアフィリエイトするのをおすすめします。
写真や動画を使うと効果的!独自のものだとベスト
文字だけでなく画像や動画を使うことで、より効果的に読者の滞在時間を延ばすことができます。
また、それらの画像や動画が独自のものであった場合、フェイスブックやインスタグラムなどのSNSと連動させることで、さらなる読者層の取り込みと滞在時間延長につながり、結果的に優良なコンテンツと判断されやすくなるのです。
当然、アフィリエイト商品の売れ行きも良くなります。
見やすいフォント選びも重要!おすすめは「メイリオ」
読者は文章を「読んでいる」のではなく、「流して見ている」ということを理解しましょう。
もちろん、文章構成は大切ですが、それと同じぐらい大切なことが「見やすさ」です。
好みなどで多少の差はありますが、今現在最も多くの人に見やすい印象を与えられる文字フォントは「メイリオ」というフォントです。
本文のポイントは12pt-14pt(基本を12ptに設定し、強調したい文章を太字か14ptにするのがおすすめ)。
タイトルは、22pt-24ptに設定しましょう。本文中の見出しは16-18pt。
色は基本的に2色(黒を主体に赤を使用)が最も効果的です。
3色目を使う場合は、濃い青色が良いでしょう。これはリンク文字などに使ってください。
記事の書き方3. 行動喚起文を入れる場合は文章に価値を持たせる
「今すぐ下のバナーをクリックして、〇〇をゲットしてください!」などの行動喚起文(CTA「コール・トゥー・アクション」)を入れる場合、必ず記事内で「商品が必要な理由」や「その商品の価値につながる読者の悩みや不安」について書くようにしましょう。
「文章に価値を持たせる」とは、バナーのクリックや商品の購入といった行動を起こすに値すると思わせる文章を書くということです。
人は価値がわからないものは買わない!
人は単純に、「わからない」=「買わない」という心理が働きます。
そのため、例えばブログで「面白ネタ」を書き上げて、読者の滞在時間を延ばしたとしても、その面白ネタと最終的な「アフィリエイト商品」がつながらなければ、読者はそれを買ってはくれません。
その商品の価値も、買うための判断基準も何もわからないまま、目の前に商品を出されている状況と同じだからです。
路上ライブをしているバンドマンが「CD買ってください」とお願いするのは理解できると思いますが、もしそのバンドマンが演奏を終えていきなり、「このリンゴ買いませんか?」と言っても、「なんで?」となるのと全く同じことです。
ものを売る上では面白ネタよりも有益な情報が大切
上述した通り、面白ネタは人を惹きつけやすく、実際に滞在時間も延びます。これはテレビのバラエティ番組と同じです。
しかし、バラエティ番組を見たからと言って、何かを買おうという気になるのは稀な話ですよね。
テレビのバラエティ番組よりも、YouTubeで自分の持つ悩みの解決動画などを見たあとの方が、圧倒的に商品を買いたい気持ちが高くなります。
つまり、人の悩みや不安を解決できる情報が、最も「売る」ことに適したブログ内容と言えるのです。
まずは自分自身をしっかりと把握することが大切
ここまでブログ記事の書き方について解説してきましたが、それ以前にそもそも知っておかなければならないことがあります。
「自分自身」についてです。
自分はこれまでどんなことをして生きてきたのか?生きがいは何か?どんなスキルがあるのか?特技は?趣味は?
こういったことを見つめなおすと、あなた自身が他人に与えられる知識や情報が明確になってくるはずです。
まずは自分自身を把握するところからはじめて、今回ご紹介したアフィリエイトで稼ぐ3つのポイントに気をつけながら良い記事を書いてください。
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