キーワードプランナーの使い方!タイトルで9割決まる

ブログ記事を作成して、タイトル付けをする時に適当に付けてます!なんてことはないですか?

実はSEO的にみて、記事タイトルはものすごく大事であり、無下にするのはナンセンスです。

ではどのようにタイトル付けすれば良いのでしょうか?

その時に頼りになるのが、『Googleキーワードプランナー』です!

キーワードプランナーは、Googleが提供している無料のキーワード選定ツールで、使い方をマスターすればサイトのアクセス増加を狙えます。

なぜアクセス増加が見込めるのかというと、ユーザーの検索ニーズがわかり、検索で上位表示が可能になるからです。

今回は初心者にも簡単なキーワードプランナーの使い方を図解でご説明します。

こんな人にオススメ!
  1. 「タイトルの付け方がわからない」
  2. 「SEO対策したタイトルの付け方を覚えたい」

キーワードプランナーってなに?

そもそもキーワードプランナーってなんじゃ?というところから触れていきましょう。

キーワードプランナーとは、Googleの検索窓で何がどのくらい検索されているかを調べることができるツールです。

本来はGoogle広告に出稿する企業向けのサービスであり、キーワードの検索ボリュームや新たな出稿ワードを探すツールでもあります。

また過去のデータを参照することができ、キーワードの競合性も閲覧することができます。

利用自体は無料なのですが、Google広告に出稿している(いわゆる有料版)と、検索ボリュームを数値を実数字で閲覧することが可能です。
※個人ブログで利用する場合は無料版で全然OK♪

しかしここで一つ疑問が生まれますよね。

「私/僕・・・企業じゃないよ?」と。

安心してください!

企業ではない個人にとってもメチャメチャ役に立つんです!

理由は「ユーザーニーズを把握することができるから」です。

キーワードプランナーを使う理由は?

僕たちは日々ブログ記事を書く時に、記事タイトルを必ずつけますよね。

ユーザーは記事タイトルを見て、自分に必要な情報であればクリックしてくれます。

要はユーザーにとって必要な情報が書いてあるか判断する、最初のきっかけが記事タイトルということです。

ではユーザーが求める記事タイトルをつけることができれば、アクセスが激増するということになりますよね。

そこで登場するのがキーワードプランナーなんです!

前述したようにキーワードプランナーはユーザーが何をよく検索しているのかを調べることができます。

キーワードプランナーを使うことで、ユーザーのニーズを予想した記事を書くことができるというわけです。

またユーザーのニーズに沿った記事を量産することで、SEO対策につながり、検索上位にでやすくなります。

つまりキーワードプランナーの使い方をマスターすることは、アクセスアップに繋がる!ということなんです。

キーワードプランナーの使い方

それでは実際にキーワードプランナーを個人ブログで活用する使い方をご紹介していきます。

より詳細な分析や活用法はたくさんありますが、今回は初歩的な利用方法をメインでお話します。

まずはキーワードプランナーの公式サイトを開きます。

 

右上の「ツール」から「キーワードプランナー」を開きます。

基本的に表示された2つ機能を使って、ユーザーニーズの把握からSEOを踏まえたタイトル付けを行なっていきます。

新しいキーワードを見つける

記事タイトルにつけるキーワードを選定していくには、ユーザーが何を求めて検索しているのかを予測することが重要です。

 

先ほどの「ツール」から「キーワードプランナー」を開いた画面の左側、「新しいキーワードを見つける」をクリックします。

 

検索窓が出てきますので、こちらに検索したい単語・フレーズ・URLを入力していきます。

ブログ記事で書くメインとなる言葉を検索するイメージですかね。

ちなみに2つの複合ワードを検索したい場合は、「◯ △」といった感じで単語の間にスペースを入れればOKです。

例として今回は「SEO」を検索します。

 

このように「SEO」と入力し、エンターを押すと青いアイコンで選択されます。

選択できたら右下の「検索する」をクリックしましょう。

 

検索結果が表示されました。

検索結果は「キーワード(関連性の高い順)」に並べられています。

表示結果の右列に記載されている内容は以下を参考にしてください。

月間平均検索ボリューム 検索したキーワードとその関連ワードの1年間の平均検索回数。

数値が大きいほど、ユーザーは検索していることになるので、検索上位に出た時の流入が大きくなります。

競合性 検索したキーワードで広告を出したいと考えている企業の競合性です。

“高”ほどライバルが多く、お金になりやすい。

“低”ほどライバルが少なく、お金になりにくい。

広告の入札単価 検索したキーワードが広告に出た時の単価。

入札単価が高いほど、お金になりやすい。

入札単価が低いほど、お金になりにくい

 

競合性の高低というのは、Googleアドワーズで広告出稿する競合が多いか少ないかという意味です。つまりは広告を出稿しない個人ブログの場合、競合性の高低はSEO対策に関係がないということになります。

ですので競合性が低いからライバルが少ないぜ、上位表示できるーやったー!とならないように注意しましょう。

関連性が高いキーワード順に並べることで、検索したキーワードとそれに関連した言葉が一緒に表示されます。

検索したキーワードとどんなことが検索され、ユーザーは何について知りたいのかがより分かってきます。

ここで具体例として、「ラーメン」と検索してみます。

 

すると以下の気になる結果が出てきました。

例えば・・・
  • ラーメン ランキング・・・美味しいラーメンのランキングが知りたい!
  • ラーメン 取り寄せ・・・お取り寄せできるラーメンが知りたい!
  • ラーメン 通販・・・通販でラーメンが買いたい!

検索結果からユーザーの知りたいことを予想することができ、ニーズにあった記事を作成することができます。

検索思考は千差万別ですが、結局人間の知りたいことや悩みは似たり寄ったりです。

検索結果からある程度の予測は立てられるので参考にして、タイトル付けと記事内容に落とし込んでみましょう。

キーワードを絞る

補足事項として、検索結果によっては調べたい言葉以外がズラッと並ぶことが多いです。

再度「SEO」と検索してみた結果をご覧ください。

 

画像のように検索ボリューム順で並べた時にSEO以外の言葉が上位にきていますよね。

 

対処法として、赤く囲った部分に「フィルタを追加」という項目があります。

こちらをクリックすると、さらに絞り込みすることができます。

 

「キーワードのテキスト」を選び、クリック!

 

値の欄に検索したい言葉を入力します。

「適用」をクリック。(ここではSEOと入力しました)

 

検索結果から不要な言葉がなくなり、SEOが含まれている言葉での検索ボリューム順に変わりました。

不要なキーワードを精査することで、キーワード選定がしやすくなるので、是非フィルタ機能を使ってみてください。

検索のボリュームと予測のデータを確認する

次は検索ボリュームと予測のデータを確認するという機能をみていきます。

とその前に検索したいキーワードに関連する言葉を取得することからはじめます。

理由は調べたいキーワードがどのような形で検索されるかの全体像を把握することができるからです。

そのためにはまず「検索キーワード取得ツール」を使っていきます。

 

このサイトはGoogleサジェスト、教えて!goo、Yahoo!知恵袋の結果を元に、関連キーワードを一括で取得できる無料のツールです。

検索窓から検索したい言葉を入力し、「取得開始」をクリックします。

今回は引き続きSEOを検索しました。

 

検索結果がズラーっと出てきましたね。

左上の「Googleサジェスト」に記載されているものは、検索数の多い順に並べられています。

今回は中央付近にある「全キーワードリスト(重複除去)」の中を全てコピーします。

 

コピーしたらキーワードプランナーに戻り、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック!

 

枠内に先ほどコピーしたものを貼り付け、「開始する」をクリックします。

 

検索結果が表示されましたね。

上部にある「過去の指標」をクリックします。

 

表示が切り替わったら、「月間平均検索ボリューム」をクリックし、並び順を変更します。

 

SEOという言葉とその関連ワードに対する、これまでの検索ボリュームを把握することができます。

検索ボリュームが多いということは、頻繁に検索されているということです。

検索数が多いキーワードを含めた記事を書くことで、アクセス数を増加させるきっかけにつながります。

検索ボリュームが少ない10~100というキーワードは意外と穴場だったりします。

こちらに関しては今後記事にするのでお楽しみに♪

結局キーワードプランナーから得られるもの

キーワードリストをゲットできる

キーワードプランナーを使うことで検索結果から関連ワードを抽出することができます。

記事にしたいキーワードと関連する言葉がわかれば、より具体的にユーザーの心理に近づけるというわけです。

再度ラーメンを例にですと、「ラーメン」のみの検索ではラーメンの何が知りたいのかわかりません。

ラーメンの種類なのか、ラーメンの美味しい店なのか、ラーメンの作り方なのか・・・。

もしここに関連ワードとして「ラーメン」+「美味しい」が出てきたらどうですか?

ラーメンの美味しい食べ方?ラーメンの美味しい店?とより具体的になってきますよね。

さらに「ラーメン」+「美味しい」+「新宿」ときたら「新宿で美味しいラーメン屋さんが知りたい!」とほぼ予想がつきます。

このようにキーワードとそれに関連する言葉がわかれば、ユーザーの知りたいことが明確になり、記事やタイトルが書きやすくなるということです。

検索ボリュームとニューワードをゲットできる

検索ボリュームはアクセス数に比例します。

検索ボリュームが多ければ多いほど、調べている人が多いので、上位表示できた時の集客はピカイチです。

ですのでキーワードプランナーでしっかりと検索ボリュームを把握することは、サイト集客に影響するということにもなります。

さらに検索ボリュームを調べていると意外と検索されている隠れキーワードを発見することがあります。

こういったニューワードを見つけることでライバルが少なく、上位表示しやすい穴場を見つけることができるのでチェックは重要です!

ユーザーの求めていることがわかる

ユーザーが検索窓に入れる言葉がわかれば、何を知りたいのか、何を求めているのかが予測できます。

なんとなくタイトルや記事を書いていて、アクセスが集まらないのは時間も労力も勿体無いです。

何気なく書いた記事でヒットすることもありますが、100本書いて1本当たるよりも、10本書いて1本当たる方が効率がいいですよね。

具体的な悩みなどを予想した上で記事を書き、的確な解を提案した方がユーザーにも好まれ、上位表示されやすくなります。

キーワードプランナーを活用して、誰の何をどうしてあげたいのか、しっかりと把握して記事を書くように努めていきましょう!

まとめ

キーワードプランナーを使うことで検索需要やユーザーのニーズを明確にすることができます。

これまで何気なくタイトルをつけていたり、記事内容を書いていた方はキーワードプランナーを意識的に使っていきましょう。

そうすることで、よりユーザーの悩みや問題点を把握することができ、上位表示のきっかけを作ることができるからです。

上位表示するということは広告収入のアップにもつながり、ブログで得られる収益を増加させることにもつながります。

そもそもユーザーが検索から最初に目にするのは記事タイトルです。

そこに求めている答えや解決策となりうる情報が入っていれば、おのずとクリックしたくなります。

タイトルで9割決まると言っても過言じゃないんです!

是非キーワードプランナーを使って、ユーザー心理を読み取ったタイトル付けを心がけていきましょう。