ブログタイトルを決定するときに、僕はキーワードプランナーを必ず使っています。
キーワードプランナーを使うことで、どんな言葉がよく検索されているのかが予想できるんです。
仮説を立ててタイトル付けができるので、アクセスアップを狙えるというわけです。
ではどのようにしてブログタイトルを選定しているのか、について本日はまとめてみました。
ポイントは5つです。
- 複合ワードを織り交ぜたタイトルづけを意識する
- 検索ボリュームは小さくてもOK
- うっすいところを狙っていく
- ライバルサイトをチェックすべし
- とにかく記事書け
キーワードプランナーを使って、しっかりとSEO対策を行い、検索上位への流入を図っていきましょう!
目次
キーワードプランナーとは?
キーワードプランナーとは広告出稿する企業向けに、Googleがキーワード候補や検索ボリュームを提供しているツールです。
企業向けのツールでありながら個人でサイトを運営している人にもオススメできるツールでもあります。
主にキーワードプランナーから得られる情報は以下の通りです。
- よく検索されるキーワード候補
- キーワードの検索ボリューム
- キーワードの関連ワード候補
ユーザーがどんな言葉を頻繁に調べているか把握することで、ニーズに合った記事作成が可能となります。
また検索ボリュームを事前に理解することで、アクセス数が見込めるキーワードを盛り込むこともできますね。
3つ目に書いた関連ワードとはメインキーワードと一緒に検索されるであろう候補ということです。
たとえば「居酒屋」であれば、「居酒屋+美味しい+新宿」といった感じです。
「美味しい」「新宿」が関連ワードにあたります。
キーワードプランナーを使った5つのブログタイトル選定方法
キーワードプランナーの使い方は分かったけど、具体的にどう使っていいかわからないですよね。
僕も最初は見よう見まねで使っていたのですが、ネット上には方法が多くて迷っていた身です。
僕が実際にブログタイトルをつける時に意識している5つの使い方をまとめました。
最初のうちは一つずつ意識して行なっていけば良いです。
SEO対策として少しでもブログへのアクセスが増加する手段として使ってみてください。
複合ワードを織り交ぜたタイトルづけを意識する
複合ワードとは前述した関連ワードのことです。
わかりやすくキーワードプランナーでの検索画面の結果を通してご紹介します。
これはキーワードプランナーで「居酒屋」と検索してみた結果です。
順列はあらかじめ「月間平均検索ボリューム」に並べ替え、フィルタの追加で居酒屋を含める結果に絞っています。
このあたりの設定方法はこちらをごらんください。
検索結果を見てみると、「居酒屋」のみの検索ボリュームはと100万~1000万とかなり多いですね。
「居酒屋」を含めた記事を書けば大量のサイト流入を見込める・・・かもしれません。
ですが、ユーザーが何について知りたくて検索したのか、ここが重要です。
キーワード候補の中に「個室 居酒屋」というのがあるのがわかりますか?
「居酒屋 個室」と2語にすることで、具体的に「個室の居酒屋を探している」と検索意図が少し明確になってきました。
さらに「居酒屋 個室 立川」とした場合、「東京都立川駅周辺の個室居酒屋を探している」とより具体的になってきます。
このように2〜3個の複合ワードを織り交ぜることで、ユーザーの検索意図がより鮮明に分かってくるんです。
タイトルにはもちろん「居酒屋」だけではなく、「立川周辺の個室居酒屋」を盛り込んだタイトル付けがベストというわけです。
検索しているユーザーの気持ちに立ってタイトル付けすることがSEO対策につながります。
検索ボリュームは小さくてもOK
キーワードプランナーの検索ボリュームを意識して記事を書くことも多いですよね。
検索ボリュームが多ければ、大量にアクセスを集められる可能性があります。
ここでは逆に検索ボリュームの少ないキーワードを記事にすることをオススメします。
検索ボリュームがが少ないキーワードとは10~100のような単位のものです。
ちなみにキーワードプランナーのボリューム単位は全部で6個あります。
↓
100~1000
↓
1000~1万
↓
1万~10万
↓
10万~100万
↓
100万~1000万
そもそも検索ボリュームが多いキーワードほど、パワーが強いサイトが上位表示させている可能性が高いです。
もちろん上位表示されているサイトの質によっては戦うこともできますが、最初のうちはほぼ勝てません。
小さい10~100ボリュームのキーワードは検索数は少ないものの、質によっては上位表示を独占することも可能です。
検索ボリュームが少ないといっても、1位を獲得すれば1,000人前後の流入が見込めるとも言われています。
うっすいところを狙っていく
うっすいところを狙うというのは、複合ワードの応用にも近い内容です。
ボリュームの多い検索ワードで上位表示されたサイトは、意外にもボリュームの少ない検索ワードでも上位表示されるよというお話です。
実際に画像を通してご説明します!
こちらは「手帳 書く」というキーワードと関連するワードの検索ボリューム数です。
「手帳 書く 内容」というキーワードの検索ボリュームは100~1000と表示されています。
一方、「手帳 に 書く こと が ない」というキーワードだと、検索ボリュームは10~100は低いですね。
こちら2つのキーワードをGoogleで検索してみました。
すると検索ボリュームの多少にかかわらず、検索1位は同じ記事でした。
記事タイトルに検索ボリュームの少ない言葉を織り交ぜても、内容の質によって上位表示が可能ということになります。
ブログタイトルを決める時は、検索ボリュームのうっすい言葉ほどチャンスであり、攻めていった方が良いということです。
ライバルサイトをチェックすべし
関連キーワードや検索ボリュームからタイトルを決めますよね。
その際に必ず確認してほしいのが、ライバルサイトです。
Googleを通して、実際に記事にする題材を検索して、どのようなサイトが検索1位を取っているのかチェックしましょう。
例えば「手帳」を例にして調査してみます。
上位表示サイトは「楽天市場」「Amazon」と大手ECサイトでした。
「手帳」のみの検索では単純に「手帳がほしい」ユーザー向けの結果といえますね。
次は「手帳 書き方」でいきましょうか。
文具屋さん運営のサイトが上位表示されていました。
「手帳の書き方を知りたい」ユーザー向けの検索ですが、専門サイトが強そうですね。
お金かけてますしね。笑
では「手帳 捨てたい 無理」ではどうでしょうか?
個人ブログがたくさん出てきましたね。
ここから一つ一つの記事の質や内容を確認して、いけそうであれば狙っていくのは良いかもしれません。
「手帳 捨てたい 無理」の検索ボリュームは0〜10とかなり少なかったので、そもそも検索されるかは怪しいですが。
何が言いたいのかというと、タイトルに含めたキーワードを検索して、大手メディアや企業サイトが出てきたら辞めとけ!ってことです。
個人ブログでも上位表示できているサイトは無数に存在しています。
けれど誰もが知る大手サイトとでは、個人で太刀打ちできる限界があるのも事実です。
事前に調べずに無駄な戦いをするよりも、勝算が見込める記事で勝負してきましょう!
とにかく記事書け
ここが一番重要です!
「とにかく記事書け」
記事数の多さは出面の多さであり、ユーザーの手に届く可能性が高まります。
また記事を複数書いていると、どの記事がよく読まれているかが分かってきますよね。
その時にどういったタイトル付けをしていて、かつどの言葉を検索してユーザーが訪れたのかを把握することができます。
毎回記事を書く時にキーワードプランナーを使っていれば、正しいタイトル付けがより明確に分かってきます。
記事数が多くなればそれだけ得られる情報も多くなるため、ブログの方向性も見えてくるでしょう。
検索ボリュームの少ない記事を量産して、どの記事が上位に行きやすかったのかを検証してみるのも面白いかもしれませんね。
まとめ
キーワードプランナーを使って、しっかりとタイトル付けすることは長期的に見ても、必ずいい結果をもたらします。
最初は正しいタイトル付けがよくわからなくても、今回ご紹介した方法を試すことで、徐々に正解が見えてくるでしょう。
そのためにはとにかくキーワードプランナーを使って、何度も記事を書くしかありません。
書いていくうちにタイトル付けも上手になっていきますからね。
複合ワードを含んだタイトル付けを意識し、ライバルサイトを欠かさずチェックすること。
まずはここから初めてみることをオススメします!